「ご指導ご鞭撻」の読み方と意味
読み方:(ご)しどう(ご)べんたつ
意味:「指導」とは、教え導くことを意味する。「鞭撻(べんたつ)」は鞭(むち)打つことを意味し、強く励ますことを指す。それぞれの単語に接頭辞「ご」がつき丁寧な表現となっている。手紙やメール文で「よろしくご指導ご鞭撻のほどお願いします」などのかたちで用いられ、「厳しくても構わないので、(今後とも)ご指導をお願いします」という意味となる。
「ご指導ご鞭撻」を使った例文
・「今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。」
・「何卒、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。」
・「今後とも倍旧のご愛顧とご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。」
「ご指導ご鞭撻」の使い方
ビジネスシーンでは、目上となる上司や顧客に対し、引き続き変わらないつきあいを望む際の常套句となり、手紙やビジネスメールにおける挨拶の締めによく使われる言葉。ちなみに目下に対してはあまり使われない(「ご支援」などの言葉に言い換える)。
「ご指導ご鞭撻」の類義語・同義語・言い換え表現
・「ご指導」(単独での用法)
・「ご鞭撻」(単独での用法)
・「ご支援」
「ご指導ご鞭撻」の雑学
ご指導ご鞭撻は各々単独で使うことができる。また「のほど」はつけてもつけなくても構わない。マンガ「スラムダンク」で流川楓がこの言葉を用いたシーンも有名。
「ご指導ご鞭撻」参考リンク
「ご指導ご鞭撻」以外におさえたい単語
・ご自愛